こんにちは!
今回も業務改善担当に求められる能力をお話していきたいと思います。
ここまで技術、ドメイン知識とあげましたが、こちらが一番難しく、また、抽象的なものだと思っています。ずばりコミュニケーションです。
以前のブログで「自分が改善したいと思っていても、その改善がどれほど効果があるのか、みんなに説明して理解してもらわないといけない」と書きました。
これらを、現場担当、自身の上司、決裁者、予算担当、法務担当、などなどさまざまな役割の方へ説明し理解を得る必要があります。

iPhoneの開発・普及に貢献したスティーブジョブズは、当時開発中であったマッキントッシュPCの起動時間短縮をめぐって、エンジニアと激論を交わしました。
「世界にMacユーザーが500万人いるとして、1日10秒、年間3億秒短縮させたい、つまり、1年間で100人分以上の人生に相当する時間を節約するということなんだ。」という言葉に感銘を受け、その結果数週間で28秒も短縮したとのことです。

エンジニアはプロジェクトの骨格を作ってくださる方であり、業務改善担当がやりたいことを形にし、実現してくださる大切なメンバーですが、その専門家の心を動かすほど意見を伝えたジョブズはすごいなと思いますし、なにげにこのブログでお話したフェルミ推定も使われていますね。
すべてにおいて激論を交わす必要はありませんが、やはり、目指していきたいことを、相手に熱量高く伝えるのは大事ですね。
この、自分自身が大切にしたいことへの熱量は、技術や知識に勝る重要な要素だと思っています。
この項目は重要な観点だと思いますし、所属するチームや企業の風土、またあなた自身の役割によっても大きく異なってきますので、今後さまざまな場面で触れていきたいと思います。

