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改善担当者の3本柱 業務理解力編

こんにちは!
今回は前回に引き続き、業務改善担当に求められる能力をお話していきたいと思います。
今回はドメイン知識と呼ばれる、業務の知識や業務理解力についてです。世の中、業務をよりよくするシステムやアプリ、ツールは日々進化していますね。
でも、業務のなにが問題なのか?なにに人は手間取っているのか?なぜ、一見して非効率と思われることを継続せざるを得ないのか?業務フローはなぜこのような形なのか?
業務理解を深めていけば、問題の核心をつくことができますし、また逆に、問題があるように見えるが、業界の特性上、どうにもならないことを理解することもできます。

デジタルマーケティングでの例を挙げます。
ある人が毎日の食器洗いにうんざりしちゃって、食洗器をネットで検索して購入しました。
高い買い物ですので機能はいろいろ調べるでしょうし、また、洗浄するためのお水を蛇口から注入するのか、はたまた手動で直接注ぐのか、その人の住まいの状況によってあれこれネットで検索しながら思案することでしょう。熟慮を重ね、ついに念願の食洗器をネット注文できました!めでたしめでたし。
すると、購入して満足しているにもかかわらず、ネット広告に食洗器がたびたび出てくるではありませんか!2台も3台も買いませんよね。
これは「購入した」という履歴が、個人のプライバシー保護の観点から、マーケティング側には情報が遮断されているからです。

一見して、マーケティングの最適化がなされていないように見えるものであっても、その業界の構造的制約があるということですね。
このように、業界の特性をつかんでいないと思わぬ壁にぶつかることもあるということを、自戒もこめてお話させていただきました。

自分自身に業務理解力が足りないと感じたときは、頼れる人にすぐ相談したり、思い切ってエンジニアを対象とした勉強会を開いてもらったりするのも有効だといえます。ちょっと優先順位が下がりやすいジャンルではありますが、ここをないがしろにしてはいい仕事ができないな・・・と、常日頃から感じています。次回は3本柱の最終回です!